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こよみブログ

断乳と卒乳の違いってなぁに?

こんにちは、助産師の美濃です

先日、卒乳・断乳ケアもやってますよという記事をあげましたが、この2つのことばの違いをご存知ですか?

前回の記事はコチラ

ことばの定義

簡単に言うと、

  • 断乳:ママ主体でやめる
  • 卒乳:子ども主体でやめる

でも、この2つにスパッと分かれるかというとそうではなくて、断乳と卒乳の合わせ技のような離乳の仕方も存在します。混合型とでも言いましょうか(きちんとした用語がないのです)

一応、このように定義されてるので使い分けてますが、ことばの定義よりも大事だと思ってることがあります。

ママがどうしておっぱい卒業したいという思いの部分、お子さんの様子、おっぱい卒業に向けて寄り添うにはどうしたらサポートしたらいいかの方が大事だと思っています。

それぞれの特徴の簡単な説明

断乳の特徴は、ママ主体でスパッとやめることです。断乳を決行した後も、とことん授乳しないに徹底します。

ちょっと補足説明です。分かりやすいように、ママ主体と書きましたが、子どもさんが手足口病とかで急に授乳ができない状態になって、そのままおっぱい卒業となるパターンも中にはあります。児主体なので卒乳の定義には当てはまりますが、急に止めるのでママのおっぱいの状態は断乳状態です

混合型は、ママが意図的に授乳回数を減らしていって、ある程度回数が減った時期に授乳を完全にやめるような卒業の仕方です。計画的卒乳ということばが使われることもありますね

卒乳は、子どもさん主体です。子どもが自主的にやめるのをとことん待ちます。授乳のペースも子どもにあわせ続けます

少し話はズレますが、昼間(保育園に行っている間とか)のみおっぱいをやめることや、夜間の授乳をやめることを部分卒乳ということもあります。(夜間のみの場合は「夜間断乳」という言葉で表現されるときもありますね)

伝えたいこと

ここまで読んで、違いは分かったけど自分がどうしたらいいか分からないという方もいるでしょう。そんな時はご相談ください。思いがまとまってなくてもいいです。

思いを教えてください。出てきた思いを一緒に整理してみませんか

ママと赤ちゃんの暮らしに無理の少ない方法を選択をお手伝いしていきます

良かったら、続きの記事も読んでいってくださいね

助産師 美濃なおみ